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高齢者による廃用症候群による筋力低下

2017年06月25日

廃用症候群による筋力低下の問題はADL:日常生活動作に大きく支障をきたすだけではなく、関節拘縮や認知機能にも大きく関与します。
今回は、筋力低下にのみ焦点をあてて記事を作成します。

廃用症候群による筋力低下


通常は、最大筋力の30%の筋活動があれば筋力は維持され、40%以上であれば、筋力は増強するとされています。
20%以下であれば筋力は低下を示すことが報告されています。
筋活動が無い場合の安静臥位などが多い場合では1日に3~6%、1ヶ月間で50%の低下をといわれています。
安静臥床による、筋力低下(厚生労働省調べ)
1週間寝たきりになれば筋力は20%低下
2週間寝たきりになれば筋力は36%低下
3週間寝たきりになれば筋力は68%低下
4週間寝たきりになれば筋力は88%低下
5週間寝たきりになれば筋力は96%低下
数値だけで見ると、恐ろしいほどの筋力低下ですが、上記の数値はベッドの上でほぼ活動しない状態です。

廃用症候群による筋力低下の維持・改善の難しさ


外傷・疾患などによって安静位などによる臥床による廃用性での筋力低下(萎縮)は、安静による筋力低下は、1日約3~6%減少してしまい、1週目で約20%、2週目で40%ともいわれており、1日の安静による筋力の低下を取り戻すのには1週間を要し、1週間の安静が続くと失われた筋力を取り戻すのには、約1ヶ月程かかるともいわれています。
特に下肢に著しく、遅筋が大きく影響を受けます。
これは普段から使用頻度の高い筋肉であるからと考えられます。
さらに、下肢は遅筋線維が多いため影響を受けやすいです。
このように、安静時からのリハビリが重要になり、関節の動きなども考慮して、筋力の改善を行う事が最重要になります。
高齢者になるほど筋力の減少は早くなるので、筋力維持・向上のトレーニングは大事になります。

加齢による筋肉量と筋力の低下(筋肉量減少)


筋量の減少の因子は筋線維の減少と筋線維萎縮で、20~24歳で外側広筋の筋断面積はピークになり、その後、徐々に減少して50歳から減少が増大していきます。
60歳約20%
80歳約40%
減少は筋断面積、筋線維数も同様の推移で、減少は遅筋よりも速筋が早く萎縮が起こり、男性よりも女性が早いです。
筋肉の重量は、成人で体重の約35~40%とされています。
年齢と筋肉量の変化について、40歳から年に0.5%ずつ減少して、50歳以降には減少率が増大していき、最終的に80歳までに30~40%の低下がみられるといわれています(高齢者では姿勢アライメントが変化してしまい、低下量以上の筋力の発揮不足や神経系による筋出力の減少もあります。変形性〇〇症など併発していると特に...)。
加齢による筋力の変化は筋肉量の変化より遅れて、50歳まで維持されますが、50歳~70歳では10年間に15%ずつ減少するといわれています。
筋委縮すれば本来の筋力は発揮できずに筋力は当然低下します。
一方、緊張して短縮した筋も本来の筋力を発揮できないため筋力は低下します。
どちらの筋も筋力は低下するので運動療法は必要になってきます。
運動習慣のない生活をしている場合、20歳~60歳の間に15~20%ほど筋肉量が低下します。
30歳以降、10年ごとに5%ずつ減っていき、風邪で寝込んでしまい、1日中ベッドの上で安静にしていると、たった1日で1~1.5%も筋肉量は落ちてしまいます。

まとめ


筋力の低下は意外にも身体的に影響を与えていて、年齢と共に運動を始めても、正しい運動パターンや骨アライメントで行わないと、逆に関節を痛めてしまったり、変形性関節症の原因にもなってしまうため、特に女性は気をつけないといけません。
多くの女性は40~60歳前後で色々な運動などを始めますが、正しい姿勢・正しい運動パターンで行えていないと身体を痛めてしまいます。
女性に多い変形性股関節症・変形性膝関節症の因果関係も上記の可能性が高いともいわれています。

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